*ここでは偉大なるお笑いグループ《ザ・ドリフターズ》関連のバラエティ番組に登場するバラエティヒーローを紹介します。
●ジャンボマックス
・身長=3m
1972〜74年ごろ登場した身長3mのぬいぐるみの大巨人。ドリフのコント芝居の最中(主に終盤)に突然現れ、
静かに去っていく。顔は白人の中年紳士風。一度見たら忘れられないインパクトを持つ。
大きさの割には巧妙な操演で動いていた。行方不明になった妹を求めてさまようという設定。
雪男探検の回で初登場した。
『ジャンボマックスの唄』というレコードまで出た(歌手は“ジャンボマックス”名義で、ジャンボマックス本人の声担当と
児童合唱団のコーラス。その歌でのジャンボマックスの声は東映怪人の声で有名な依田英助氏らしい)。
『アタック!!真理ちゃん』(’74)や『進め!フィンガー5』(’74)などといった『全員集合』以外のTBS系の番組にも
ちょくちょく顔を出す売れっ子となった。
75年を境に、弟分のヌー坊ともども姿を消してしまったが、ジャンボマックスは都内某所に大切に保管されており
(資料『70年代カルトTV図鑑』に載っていたもので管理人は関係者ではないので問い合わせしないでください)、
2000年のフジカラー/写ルンですの“ドリフ七福神”(’00)に故・荒井注さんの代役として出演予定だった。
そのことからドリフターズの準メンバー扱いされていることも。
ちなみに『風雲!たけし城』のよろい注のぬいぐるみは、ジャンボマックスの頭部が流用されていた。
又、『ドリフ大爆笑』末期の雷様コントにも登場していた。
●ヌー坊
ジャンボマックスの相棒。
●カラスの勝手でしょうカラス
コントや少年少女合唱隊の終盤になると、時より突如志村けん氏の近くにやってくるカラス。
そこで、『カラスの勝手でしょう』を客席に向かって志村氏が指揮をとり、合唱させるというのがお約束になっている。
●加トちゃんマン(加藤茶)
1982年夏頃、強力な裏番組『ひょうきん族』のコント《タケちゃんマン》に対抗して登場した
タケちゃんマンのパチモンヒーロー。
●ワンダードッグ(加藤茶,志村けん)
犬の着ぐるみ姿のキャラで、ダンスでラップを披露する。
●ヒゲダンス・ブラザーズ(加藤茶,志村けん){1979〜80}
チャプリン風ちょびヒゲを付けて黒のタキシードを着用したタップダンサー。初登場から一瞬で大ブレイクした。
たかしまあきひこ氏の作曲による『ヒゲのテーマ』に載せて芸を披露する。振付は大道芸をイメージしたもの。
加トちゃんがボケ担当で、ケンちゃんがツッコミ担当。たまにゲストを加えて3人ヒゲダンスを披露。
ふりかけなどのキャラクターグッズも販売された。
▼幽霊【80/08/30『ドリフの金田一耕助“また事件ですか?”』】
志村氏扮する金田一耕助が殺人事件の屋敷で出くわした幽霊。他のドリフの4人が扮する刑事の前には現れない。
いろんな形の幽霊が出てきて最終的には12人の幽霊が後ろに整列し、『カラスの勝手でしょう』の合唱を終えた後、
立ち去った。
●スーパーマン(志村けん)【82/2/27『ドリフの今日はなんだか忙しいゾ!』】
ドリフの5人が主婦・亭主・小学生の子供・長ラン高校生・女子高生・豆腐屋・お祖父さんの1人7役に扮したコントから。
他は亭主の中、1人だけスーパーマンの格好で空を飛んで会社に向かった。
◆ナメネコ(志村けん)【82/2/27『ドリフの今日はなんだか忙しいゾ!』】
他の4人は長ラン高校生の中、1人だけナメネコ姿で現れ学校に向かった。帰宅するまで終始無言だった。
81〜82年ごろに流行した猫のキャラクターがモデル。
●殿様(志村けん)【82/2/27『ドリフの今日はなんだか忙しいゾ!』】
他は小学生の子供の中、1人だけ殿様姿で学校に向かった。主婦版の時いわく、学芸会のコスチュームという理由で
この格好だった。ちなみに『志村けんのバカ殿様』のようなバカ殿ではない。
●いかりや長介の父(ゴリラ)
4人のメンバー(なぜか、4人ともジャージ姿)がいかりや家を訪問し、長さんに対する苦情・ドリフからの辞任等を
(メインで)加トちゃんが、ゴリラ(本物)に対して「お父さん、息子さんをどうにかしてくださいよ」と説得するショートコント。
ケンちゃんは、「つまらない物ですが」と言って、ゴリラに対してキャベツやバナナを差し入れするが、ゴリラはただ食べるだけ。
最後は長さん自ら登場し、「俺の親父は、とっくに他界したよ!」と怒って追い返すのがオチ。
登場していたゴリラはなぜか作務衣を着て、コタツに入っていた。
●コンバット軍隊(ザ・ドリフターズ)【83/04/23『ドリフのコンバット大活躍!!』】
米国ドラマ『コンバット!』のパロディ版。集合1つさせることでも時間がかかる。
中でも流れてくる音楽のことて側にいたTBSの音響スタッフにメンバー全員がダメ出しして、3回目でようやく成功した
…と思えば…戦場に向かったら、敵陣に攻撃受けられてると見せかけて隊員が隊長に石油缶等で責める。
・いかりや軍隊長(いかりや長介)部下の隊員を命じる役。唯一ボケるような真似をしないが、
隊員に攻撃されたらその仕返しに缶で叩き返した。
・志村隊員(志村けん)大ボケ担当、ドリフの給料のことまで視野に入れリーダーの座を狙おうとまでしていた。
・加藤隊員(加藤茶)隊長の一番の右腕的な存在だが、その反面隊長の見えていないところで隊長を攻撃する
志村隊員のアシストもやってたりしてる。某週刊誌CMのキャッチコピーネタなども言ってボケもこなしてる。
・仲本隊員(仲本工事)特に目立った行動はしないが、ちょくちょくボケて他のメンバーを困らせたりしている。
・高木隊員(高木ブー)ほとんど無口。点呼取っても返事を忘れる始末。
●NASA隊員(ザ・ドリフターズ)
NASAの基地を舞台にして、いかりや教官が最初の唱和で「我々は、NASA隊員である。NASAばなる、NASAなばならぬ
NASA事も。NASAけは人のNASAぬ、NASANASA、NASAんちゃって」と他の4人のメンバーに唱和された後、
「では、今からNASA音頭を踊ってもらう」と言って、他の4人のメンバーは明らかにイヤがっていたが音楽がかかると、
いかりや教官は妙にノリノリで踊りを披露する反面、カトケンコンビは頭に手のひらジェスチャーをやるなど、
露骨に嫌がっていた。
このときのNASA音頭の元歌は『那須塩原音頭』で、いかりや教官の手の返し方と、足のステップ(?)が妙に柔らかかった。
●塚原ボクチャン(いかりや長介)
剣道修行のコントに登場する剣道の師匠で、塚原卜伝のパロディ
ブーさんは必ず負け、ケンちゃんは相手にさせてもらえないことが多い。
●じゃんけんガンマン(仲本工事,志村けん)
1980年代の全員集合の最後のコントで登場。
西部の酒場が決闘の舞台だが、決着は銃ではなく“最初はグー、じゃんけんポン”と言うじゃんけん決闘で、
“最初はグー”と言う言葉はここから生まれた。
負けた方には、股間に水やビールetc.を入れていくおしおきが待っているが、回数を重ねる事にエスカレートしていき、
終了間際になると、顔に透明の箱をかぶせられて、中に入れた風船を爆発させられたり、メリケン粉の粉を吹き付ける
など、過激度が増していった。このじゃんけん決闘、最後に負けた時に敗者は楽屋裏で、本気で悔やんでいたという。
●KATO(加藤茶)&KEN(志村けん)
番組前半の探偵コント“DITECTIVE STORY”の主役2人組。ボスからの指令を受けて、行動する迷探偵。
やることなすことハチャメチャばかり。
この探偵ヒーローが、PCエンジン用ソフト『カトちゃんケンちゃん』(87年・ハドソン)の主役のモデルになった。
当時刑事ドラマ顔負けのカースタントが話題になった。
●ボス(不明)
“DITECTIVE STORY”冒頭で、カトケンコンビに電話で指令を下す謎の人物。
「私だ」の一言が印象的である。
●だいじょうぶだぁ教の教祖(志村けん)
謎の携帯太鼓と、撥を持って太鼓を叩き「だいじょうぶだぁ〜、ウェッウァッウォッ」と願い事を頼む人間にも唱えさせる
怪しい宗教。この“ウェッウァッウォッ”は後期時に様々のバリエーションが出てくる。
最初の頃は、だいじょうぶだぁ教の信者が続出し、○に‘だ’の書かれたプラカードを持った信者たちが行進して、
ケンちゃんが教祖様に祭り上げられていく1時間スペシャルで、最後のオチは競馬に負けて“お布施”が紙切れになるオチ。
しかし、その後もだいじょうぶだぁ教は、メインコント『DITECTIVE STORY』の名物と浸透していき、
これが後の『志村けんのだいじょうぶだぁ』へとつながっていく。
●マツタケマン(志村けん)
コスチュームがマツタケ状のヒーロー…というより怪人。季節が生んだ正義の味方。
頭部からマツタケ型の爆弾風の武器を発射する。タケちゃんマンのように、笛を吹くと助けにやってくる。
2度目にやってきたときは季節はずれでしなびており、武器も遠くまで飛ばず、悪役に追い回されていた。
▼スイカマン(志村けん)
スイカを大量に食べ過ぎたケンちゃんがスイカの怨霊に取り付かれた姿。
風呂場にスイカが浮かんでいた後、体調不良のためレントゲンを取ると頭蓋骨にスイカの種が浮かんでいる状態から、
顔にスイカ模様が浮き出し、終いにはハロウィンのカボチャのお化けのように顔が完全にスイカと化してしまった。
襲われた人間はドラキュラよろしくスイカマンと化してしまい、町中にスイカマンが溢れる。
スイカマンの弱点は海老天で、スイカマン対策にてんぷら屋がエビ天1尾¥85000と言う法外な価格で販売していた
(テレビのニュースでアナウンサーが言っていた)にも関わらず、すぐに売り切れて注文待ちが殺到する有様。
カトちゃんを襲うが、結局、好物の塩でおびき出され、海老天と天カスによるお払いで元のケンちゃんに戻った。
『バカ殿様』にも同名のキャラが登場した(『志村けんのバカ殿様』の項参照)。
08年4/1放送の特番『志村けんだよ大集合!!』で総集編がオンエアされた。
▼ハエ男(志村けん)
ハエが付いていた食べ残しのあんまんを口にした影響で変身してしまった怪人。
▼ノンターファミリー
(※キャラクター名はPCエンジン用ソフト『カトちゃんケンちゃん』より)
“DITECTIVE STORY”に登場。探偵役のカトケンコンビの宿敵であるギャング或いはヤクザ集団。
放送当時発売されたPCエンジン用ソフト『カトちゃんケンちゃん』にも登場した。
▼フレディ・クルーガー(不明)
映画『エルム街の悪夢』シリーズのキャラ。“DITECTIVE STORY”では本物が登場。
◆老人(天本英世)
“DITECTIVE STORY”に登場、加トケンコンビに仕事を依頼した。
KATOにお茶を出されたのだが、なんと口から入れ歯を湯飲みの中へ落として、それを再び拾い上げて口にはめるという
漫画では良くある事を実際にワンカットでやった。
情報提供:あいこ好きの勇者プクリンさん,イングラムさん,JIROさん,うちたくさん